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2021/06/04

【Column】デンマークのあかりがつくる、心やわらぐヒュッゲなおうち時間

デンマークは、暗くて寒い冬が10月から3月までととても長く、日照時間は一日数時間。そして、一年の半分近くが雨という非常に厳しい環境。日照時間が短く、自然光を浴びる時間が少ないことが原因による鬱にかかる人が、国民の15%にものぼるといわれています。

そのような厳しい環境下でも、デンマークの人々は幸せ*を感じて暮らせているのは、デンマークの人々が大切にしている“ヒュッゲ(Hygge)”という概念が背景にあるといわれています。

デンマーク語でヒュッゲは「自分にとっての心地良い時間や空間」などを意味する概念です。名詞でもあり、動詞でもあり、実はぴったりとした訳語がありません。何が大切で、何が心安らぐのかは人それぞれのため、「ヒュッゲ」は人の数とそのシーンの数だけあります。

デンマーク人は、家でのヒュッゲな時間が大好きです。85%以上の人がキャンドルを想起し、キャンドルの年間消費量は一人当たり6キログラム。キャンドルなどの“あかり”とともに過ごすことが、ヒュッゲと深くつながっています。長い冬に一年の半分が雨、という厳しい環境の中でよりよく生きるために、ヒュッゲを作る中心として“あかり”を大切に考えています。家族や仲間たちと、あるいはひとりで、キャンドルや照明の柔らかなあかりと共に、ゆるやかに流れる時間…デンマークの人々の幸せな生き方の中に、あかりはヒュッゲと共に深く根差しています。

これからの梅雨の季節、おうち時間の先輩のデンマークでも長きに渡り愛されているレ・クリントのあかりを取り入れ、心地よいおうち時間をお過ごしください。

*世界の幸福度ランキングで常に上位にいるデンマーク。スカンジナビアと呼ばれるヨーロッパ北部に位置し、人口約560万人の世界でもっとも小さな国のひとつです。国連が発表した、世界の幸福度のランキングを示した「World Happiness Report 2021」では、デンマークは数多くの指標において上位に名を連ね2位でした。(日本は56位)