数々のデザイン受賞歴を誇るOEO Studioによってデザインされた新商品『セリーヌ』。コペンハーゲンにあるデザインミュージアム・デンマーク（以下、デザインミュージアム）とレ・クリントとの歴史的な関係に敬意を表して誕生した、この新たなペンダントライトの販売を開始しました。

※取り付け時に電気工事を伴う商品のため、必ず事前に専門の電気工事店にご相談ください。

著名ブランドやミシュラン星付きレストランなどとのプロジェクトで国際的に評価の高いOEO Studioによって、『セリーヌ』は近年新たに生まれ変わったデザインミュージアムのためにデザインされました。『セリーヌ』という名前は、美しく柔らかな響きでありながら、崇高さや神聖さも表現しています。

形状は、デザインミュージアムの建築にみられるすっきりとしたライン、大胆な曲線にインスパイアされ、非常にシンプルでクリーンな外観です。無垢の真鍮で作られたフレーム、その形状に沿って折られたレ・クリントの代名詞であるプリーツのシェードから構成されています。

エレガントでありながら機能的な現代のインテリアとして、スペースプランニングを伴う施設や店舗、オフィス、住空間などに最適です。

『セリーヌ』誕生の背景

2020年から2022年に行われたデザインミュージアムの大規模改修にあたって、新しい来客エリアのデザインをOEO Studioが担当しました。デザイナーのトーマス・リュッケ氏は、『セリーヌ』誕生の背景について次のように語っています。

「1940年代からミュージアムを照らし続けてきたコーア・クリント デザインのモデル101を、改修後も使用することを決めました。そして彼の作品と精神を受け継ぎ、その遺産をつないでいくという思いを込めて、新たな照明としてセリーヌをデザインしました。これはレ・クリントとデザインミュージアムとの歴史的で特別な関係をさらに深く掘り下げるものです。伝説的デザイナーであるコーア・クリントの妥協のない美的感覚、ディテールに富んだタイムレスで壮大な表現、そして民主的なアプローチは、私たちにとって常にインスピレーションの源となっています。」

今回の日本発売にあたり、日本と関わりの深い同氏から特別なメッセージが届きました。

「日本はいつも私の心の中で特別な存在でした。 これまでもずっと考えていましたが、はっきりと言葉にするのは今回が初めてです。 セリーヌの形は光を放つ太陽を思わせます。私にとって太陽は、光と神聖さの象徴です。 セリーヌが日本に光と美しさのきらめきをもたらしてくれることを願っています。」

コーア・クリントとデザインミュージアム・デンマーク

1920年代後半、クリント家の一員である建築家のコーア・クリントらが、かつて病院だった建物をミュージアム（現デザインミュージアム・デンマーク）へと改築しました。コーアはすべての内装を手掛けただけではなく、一時期は活動と生活の拠点としていました。コーアが1944年にデザインミュージアムのためにデザインし、今もレ・クリント社で生産されている「モデル101」は、変わらず使用されています。

コーア・クリント

1943年にレ・クリント社を設立したターエ・クリントの弟。ミニマリストで機能主義的なアプローチで、職人技、高品質な素材、細部へのこだわりを重視したデンマークの家具デザイナー兼建築家。デンマーク王立芸術アカデミーの教授として、20世紀を通じてデンマークデザインの発展に大きな影響を与えたことから、デンマークモダン家具の父として知られています。

—– 《製品情報》——————————————————————————————————————————————————————-

『ペンダント セリーヌ』

価格：¥440,000
サイズ：W800mm/D400mm/H165mm
重さ：約4kg
全長：最大2,700mm
スペック：E26 LED 60W相当 × 2
取扱区分：デンマークお取り寄せ品

※取り付け時に電気工事を伴う商品です。必ず事前に専門の電気工事店にご相談ください。