Made in Odense, Denmark

メイド・イン・デンマークと優れたクラフトマンシップは、1950 年代に始まる家具や照明といったデンマークデザインを語る上で欠かせないキーワードでした。今日においてもデンマークデザインは、ひとつの強力なブランドとして存在感を放っていますが、残念ながらメイド・イン・デンマークであることは重視されなくなっています。しかし、本当に僅かながらも、同じ場所で作り続けられているものもあるのです。

近年の消費者は、商品がどこで、どのようにつくられたのか。そういったことを考慮して、商品を検討、購入する傾向にあります。レ・クリントとしては昔からサプライヤー、使う素材、製造方法にこだわっていたことから、特別なことをしているとは考えていません。ですが、我々が誇るクラフトマンシップについて知っていただければきっとレ・クリントをますます好きになってもらえると考え、これまで”デンマークの隠された秘密”となっていた職人たちをご紹介いたします。

Heidi
ハイジ

勤続 30年以上のベテラン職人。主に金属加工を担当。1945年からつくられているテーブルランプのモデル306 をこよなく愛する。 

「レ・クリントには照明以上の価値があると思っています。それは私たち職人が誇りを持って、古い工芸品を組み合わせて新たなものを生み出しているからです。そのため、毎日同じ作業であったとしても、日々が挑戦であることから、新鮮な気持ちで製造に向き合えます。」