Made in Odense, Denmark

メイド・イン・デンマークと優れたクラフトマンシップは、1950 年代に始まる家具や照明といったデンマークデザインを語る上で欠かせないキーワードでした。今日においてもデンマークデザインは、ひとつの強力なブランドとして存在感を放っていますが、残念ながらメイド・イン・デンマークであることは重視されなくなっています。しかし、本当に僅かながらも、同じ場所で作り続けられているものもあるのです。

近年の消費者は、商品がどこで、どのようにつくられたのか。そういったことを考慮して、商品を検討、購入する傾向にあります。レ・クリントとしては昔からサプライヤー、使う素材、製造方法にこだわっていたことから、特別なことをしているとは考えていません。ですが、我々が誇るクラフトマンシップについて知っていただければきっとレ・クリントをますます好きになってもらえると考え、これまで”デンマークの隠された秘密”となっていた職人たちをご紹介いたします。

Mette
メッテ

40 年近くレ・クリントに在籍するプリーツ職人のスペシャリスト。ほぼすべてのシェードのミシンがけも担当。 

「素晴らしい職人仲間に恵まれ、長年に渡ってレ・クリントで職人を続けることができました。もし若手職人にアドバイスをするなら、忍耐力を持って、ひとつひとつ着実に取り組んで欲しいです。一見簡単そうに見える折りですが、技術を習得するのに数年かかります。」レ・クリントのクラフトマンシップが継承されることを強く願っています。